①②③④⑩⑦⑥⑤⑨⑧⑪木板面の角度が少しずつ変化しているため、動きに強弱が生まれ、スピード感や身体の軸を意識しながら遊びます。子どもたちは飽きることなく何周も走り回ります。※このパースはKepler TowerS(J23G100)になります。通常のネットよりも沈み込みが浅く足掛け幅があるので、しっかりした足取りで上れます。元陸上選手DeportarePartners代表/1978年広島生まれ、スプリント目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2022年11月現在)。現在は執筆活動、会社経営を行う。新豊洲Brilliaランニングスタジアム館長。YouTube為末大学(TamesueAcademy)を運営。国連ユニタール親善大使。主な著作に「Winning Alone」「走る哲学」「諦める力」など。コメント:強くしなやかな体を作る。体をさまざまな方向に回転させる。全身を使って弾む。運動が巧みになる基礎はこの3つにあると考え、子どもたちが自由に遊ぶ中でこの能力が自然と身につくことは出来ないかと考えました。KeplerTowerでは、一番下の遊具で子どもたちがぐるぐる走り回ることで体幹が鍛えられ、体を捻りながら上がっていく遊具を上部に設置し、全身を使って弾みながら周回できるようにしました。体で遊ぶことは子どもたちの未来をひらく土台となります。複数人で遊ぶと他の人が乗ったとき揺れ方が変わるので、自然とコミュニケーションが生まれます。また揺れに合わせて体を動かし、体幹を養います。S字に反り返ったネットの壁は難易度が高く、挑戦する心を刺激します。指をかけ、腕を引き、足を置く。クライミングは連動する身体の動きを学ぶことができます。くねくねしたトンネルスライダーの中では姿勢を保持しながら滑るので、自然と体幹が養われます。フリーに動くグリップを握りながら揺れるロープの上を渡っていきます。周囲の環境や状況を感じ取り、考える力考えに沿って、自分の体を連動させて調整する力「巧みさ」を養う3つの要素体幹体幹を制御することで、体勢を崩されてもパフォーマンスが発揮できる状態に保つことができる。タイミング身体が適切に連動することで、効率よく力を伝えることができる。空間認知力周囲の環境を適切に把握することで、環境に合わせた身体の使い方ができる。身体をねじりながら登ることで、上半身下半身の連動した動かし方を覚える事ができます。カーブしたネットの通路です。不安定な足場を曲がりながら上り降りするので、体性感覚が養われます。⑩ゴムグリップ通路ゴムグリップと樹脂製半割丸太のついた通路です。急な勾配になっており、腕の力も使って上ります。⑪ゴムステップゴム製のステップです。狭い足場の上をデッキとの距離感を意識しながら渡ります。502遊具監修 為末 大鉄製総合遊具身体を巧みにつかって、世界を広げるKeplerシリーズは遊んでいるうちに自然と調整する力、「巧みさ」が身に付きます。「巧みさ」はスポーツのみに限らず、応用が効きます。子どもたちが将来、自分の道を見つけたとき役立つことになります。①二重スラローム⑤ベルトネット通路②ネット広場&ロープジャングル⑥S字ネットクライム⑦グリップクライミング③トンネルスライダー⑧グリップ雲てい④エスカルゴネット⑨Rネット通路「巧みさ」とは
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