岐阜県産材を使用した園舎は、屋根に設置した集熱システムにより、夏は涼しく冬は暖かい快適な空間をつくります。小川-北庭-遊戯室-中庭-保育室-園庭が一体になる視線や動線の流れを意識し、敷地周辺の豊かな自然を内部に取り込みました。園舎の南及び東側には土間空間を設け、保育室前まで下足で移動できるようにすることで、保護者の負担軽減と、感染症の予防対策に寄与します。航空・宇宙産業の街へとつながる「そらまち」という園の新たな名称や、クラス名、土間空間とそのデザインには、子どもたちが、余すことなくあそび、未来に向けて大いに飛躍していく姿を想い描いています。《物件概要》《物件概要》所在地所在地::主要用途主要用途::員定定員::竣竣工工::岐阜県各務原市岐阜県各務原市保育所型認定こども園保育所型認定こども園125名125名2022年3月2022年3月《園舎概要》《園舎概要》構造造//構敷地面積敷地面積//延床面積延床面積//建築面積建築面積//木造木造2,973.37㎡2,973.37㎡1,273.61㎡1,273.61㎡1,232.16㎡1,232.16㎡409園舎設計 リノベーション園舎設計事例 4社会福祉法人 小松河福祉会前宮そらまちこども園(岐阜県)駆け回り、寄り道する、大きな屋根から羽ばたく園舎
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